第109回OKUI MIGAKUギャラリーコンサート ヴァイオリン、クラリネット、ピアノが紡いだ物語

第109回OKUI MIGAKUギャラリーコンサート 
 ピエロ!
~ ヴァイオリン・クラリネット・ピアノで奏でる物語~
2017年9月16日(土)
岩渕 晴子 ヴァイオリン  河野 泰幸 クラリネット  新堀 聡子 ピアノ3人の美しいハーモニー、そして音楽が奏でる物語を楽しみました。

プログラム
♪ ミヨー: ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの
ための組曲 Op.157b
♪ クララ・シューマン: ヴァイオリンとピアノの
ための3つのロマンス Op.22
♪ ブラームス: 間奏曲 イ長調 Op.118-2

♪ ブラームス: クラリネットソナタ 第1番 へ短調

♪イザイ: 悲劇的な詩 Op.12

♪マスグレイブ: ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの
ためのピエロ
 ミヨーの曲は3つの楽器の語り合っているかけ合いのようで、物語を感じました。
河野さんの解説でまさにその通りで、記憶をなくした人が自分はろくでもない人間だったと分かり、全く違う家族の中に入りちゃっかり生き直すという話だそうです。


3人の実力派の息の合った演奏は心に強く響きました。ブラームスのクラリネットソナタはブラームスの晩年の作品ですが、作曲にも技術にも自信を失っていたブラームスがクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトによる演奏との出会いによって救われ、彼のために作られた曲だそうですが、そのことが伝わってくる演奏で感動しました。



最後の曲は二人のピエロが一人の女性をめぐって繰り広げる物語。物語に伴って演奏する位置を変えながら展開される現代的な曲を楽しみました。