第92回OKUI MIGAKUギャラリーコンサート 現代音楽が身近に

1月25日(日)OKUI MIGAKUギャラりーは不思議な調べに包まれました。 現代音楽の調べです。   

初めて見る不思議な譜面(残念ながら皆さんに配って残っていませんでした。)どんな音楽が奏でられるのかコーディネーターの阿部先生も興味津々、一曲ごとに百留さんにいろんな質問。譜面の読み方、テクニックなど実演を交えて説明してくれた百留さん。おかげで参加者は現代音楽が身近に感じられました。希少な現代音楽(前衛音楽)を聴く機会を得、日本初演の曲もあり、5弦ヴァイオリンの音色も初めて聞き、滅多に経験できないコンサートでした。

百留さんの挨拶から彼の音楽活動の熱い想いが伝わってきます。

 この度はご来場いただきあり・がとうございます。札幌でのヴァイオリン・ソロのコンサートはこれで2回目になりますが、前回に引き続き奥井理ギャラリーで演奏することができるのは、奥井様や阿部先生のお陰です。心から感謝致します。自分の出生地で演奏活動ができること、そしてそれを評価していただけることは大きな喜びであり、今後の大切な糧となります。僕の音楽活動の一つの目標は同業者である演奏家や作曲家を含めた聴衆を刺激し影響を与え続けることだと思っております。ロマン派のクラシック音楽のみに目が向いている音楽愛好家や、商業主義的なポップスしか知らない若者などに特に耳を傾けてもらいたいと願います。自身の活動が価値のある面白いものであると自信を持って紹介できるよう、これからも既存の枠を超え、先入観、平凡・安住と戦おうと思います。僕の活動を支えてくださっている全ての皆様に心からお礼申し上げます。          百留 敬雄

プログラム

 ブライアン・ファーニホウ:シャコンヌ風間奏曲(1986)  Brian Ferneyhough:1ntermedio alla ciaccona

ヴイキンタス・バルタカス:アイネ・クライネ・ナハトムジーク(2013)**  Vykintas Baltakas:Eine kleine Nachtmusik

 徳永崇:刺繍の入れ方Ib(2014)****  Takashi Tokunaga:How to embroider lb

 黒田崇宏:2つの弓(2014)* Takahiro Kuroda:Two bows

 ヘルムート・ラツヘンマン:トッカティーナ(1986)   Helmut Lachenmann:Toccatina

  ドミトリー・クルリャンツキー:プレポジション(2008)** Dmitri Kourliandski:PrePosiions

* 初演(非公式)  ** 日本初演(非公式)  *** 5弦ヴァイオリン使用

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百留さんにユーモアを交えインタビューする阿部先生です。 譜面台をいくつも並べ、不思議な楽譜を弾く。その音は意外に耳に優しく響いてきました。

黒田さんの曲は今朝届いたばかりということ。

寝かせて固定したバイオリンを日本の弓で弾くという、びっくりするような演奏でした。

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